踏んだり、蹴ったり、愛したり

踏んだり、蹴ったり、愛したり【17話】ネタバレ感想「揺れる心と、ひとつの決意」それぞれの恋を応援したい

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マンガ「踏んだり、蹴ったり、愛したり」17話のネタバレ感想です。

前話あらすじ

泰に飲みに誘われた佳帆は、行くことにしました。飲んでいると、加瀬の話ばかりしてくる泰ですが・・・。

ぺんぎん
ぺんぎん

泰は嫉妬してるのか・・・

ドキドキな展開。

踏んだり、蹴ったり、愛したり【17話】ネタバレあらすじ

取引先へのお土産選びに悩んだ佳帆は、仕事ができる加瀬に相談すると、そのまま一緒に買いに行くことになりました。

和やかな雰囲気のなか、話題はクリスマスへと移っていきます。

加瀬は「久栖と過ごせたら楽しいだろうな」と、さらりと言葉をこぼしますが・・・。


その無邪気なひと言に、佳帆の心はふと止まり、自分の答えを出せないままでいることに苦しさを覚えます。

どうして私は、まだ迷っているんだろう


そんな想いを抱えたまま、佳帆は行きつけのバーへ。


そこで、偶然にも泰と顔を合わせます。

時間が流れ、佳帆はついにひとつの決意をしました。


加瀬への返事――その答えを伝えようと、心を動かすのです。

揺れ続けていた想いに、ようやく向き合おうとする佳帆ですが・・・。

踏んだり、蹴ったり、愛したり【17話】感想

今回のお話は、佳帆の心の揺れがまざまざと伝わってきて、読んでいて胸が締めつけられるようでした。

お土産選びの相談という何気ないやりとりから、加瀬の「久栖と過ごせたら楽しいだろうな」という何気ない言葉が、こんなにも重く響くなんて・・・。


佳帆の中で、答えを出せない自分への苛立ちや戸惑いが一気にあふれ出す瞬間がリアルすぎて、ついこちらまで息を詰めてしまいました。

好きなのに素直になれないもどかしさ。


本当はちゃんと答えを出したいのに、心のどこかで怖がっていて、加瀬を傷つけたくないと思う自分。

そんな葛藤が痛いほど伝わってきて、涙がこぼれそうになりました。

そして、行きつけのバーで泰に会うシーン。


何も言わなくても、ただその場にいるだけで、佳帆の心がざわつくのが手に取るようにわかります。


泰の存在がどれだけ大きいか、佳帆自身も気づいてしまっているからこそ、答えを出せずにいるんですよね。

最後に、加瀬への返事をしようと決めるその決意の瞬間。


それはただ誰かを選ぶのではなく、自分の心と向き合う覚悟の表れ。


その強さと切なさに胸が震えました。

この作品は、恋愛のもどかしさや複雑さを、ありのままに描いてくれるからこそ、読者の心を掴んで離さないんだと改めて感じます。


佳帆がどんな答えを出すのでしょうか・・・。

どんな答えでもそれぞれの恋を応援したいです。

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