マンガ「旦那様、今世は死んだら許しません」第43話のネタバレ感想です。
血のついた手紙がデリックの調査をしていたニックから届きました。
そして報告書を見る限り、デリックがリンデンとつながっている可能性は黒に近い灰色。
しかし証拠がないため、動くことができません。そこでエレインが提案したことは…。
旦那様、今世は死んだら許しません【第43話】ネタバレあらすじ
デリックがリンデンとつながっている可能性は限りなく黒に近いとはいえ、証拠がなければどうすることもできません。

さっさとデリックを排除したいのに…どうすることもできないのが歯がゆい!
そのうえ国王の信任までデリックが得てしまうと、よりバーキット家や王家にとって不利になりかねないと危惧したエレインは直接国王への報告に向かうと提案します。
秘密裡の会談
当然、ウォルトは最初エレインがひとりで王都に向かうことに難色を示します。

自分のお母さんのこともあるにゃ。
自分の目が届かない場所で暗殺などの危険がないかは確かに心配だにゃ。
しかし一刻も早く国王に報告することが大切と判断したエレインたちは、ランプ納品の荷馬車にまぎれて秘密裡に出発することに。
そして無事王都にたどり着き、侍女長の機転もあり、直接国王に報告することができます。
しかしここでもできることは監視のみ。
それでも国王に情報を伝えることができたことに安堵するエレインでしたが…。
旦那様、今世は死んだら許しません【第43話】感想
せっかくエレインとウォルト、ふたりの想いが通じ合ったというのにどんどんきな臭い方向に物語は進んでいきます。
しかもエレインが国王に報告するためひとり王都に向かうことに…!

新婚夫婦なのに!
ふたりずっと一緒にいたい時期に離れなきゃいけないなんて。
しかも道中の危険もあるよね。
王都で待ち構えていた人物とは…!?
とりあえず無事王都までたどり着いたことにホッ。
裏で糸を引いているのがデリックなら、エレインが危険になるようなことはしないと思いますが…果たしてどうなのでしょうか…。
エレインの意思を尊重する気は皆無なうえに、まるで人形のように愛でるヤバさ。
自分の思いを受け入れてくれず、思い通りにならないエレインならいっそのこと!なんて方向に進む可能性も否定できません。

でもとりあえずちゃんと国王に報告できたにゃ。
今後の対策も話し合えたし、エレイン頑張ったにゃ!
エレインはすっかり辺境伯夫人ですね。
そしてそんな娘に国王も誇らしげです。
てっきり政治や国民がすべて、私人としての感情は二の次、娘も息子もそのためなら利用するし、切り捨てるぐらいの人だと思っていたのですが、娘に対しての温かい感情も持ち合わせているようです。
エレインがはじめて褒めてもらえたと言っていたように、父と娘としての関係性は一般的よりかなり希薄なものなのだと思います。
しかしそこには私人として、父としての思いがあるのかなと感じられるシーンでした。
今後、エレインと国王の親娘関係がもっと柔らかくあたたかなものに変わっていけばいいなとも思いました。
ただし秘密裡の王都入りはまだまだ終わらなそうです。
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