マンガ「旦那様、今世は死んだら許しません」第22話のネタバレ感想です。
ウォルトの騎士戦への気概は並々ならぬものでした。
すべてはつまらぬ嫉妬をしてしまった自分に、お守りまで用意してくれたエレインに優勝な栄光をささげるために。
そして次々とマシューのアドバイス通り宣誓して騎士戦を行うウォルトたち。
しかしそんなウォルトたちに予期していない出来事が…。
旦那様、今世は死んだら許しません【第22話】ネタバレあらすじ
リンデンの襲撃、そしてウォルトが戻ってこない状況に不安にかられたエレイン。
そんなエレインをリリスが鼓舞します。
「妻が夫を信じなくてどうするのです!」

自分も騎士の妻だったリリスの言葉に説得力があるね。
今できることを…
リリスの言葉にハッとするエレイン。ここで泣き言を言ってリリスに縋り付いても何も変わりません。
なんのためにウォルト様に嫁いだか思い出しなさい、エレイン・バーキット!
自分を鼓舞し、エレインは兄アーサーに状況を尋ね、今ここで自分ができることは何かを考えます。
そこで思いついたのが、騎士戦で森の中に残っている他家の騎士たちに協力してもらい、ウォルトたちの援護をしてもらうこと。
そしてその統率にマシューを指名します。

マシューは森を熟知しているから打ってつけだにゃ。
でもこれってマシューも危険かもしれないにゃ。
果たしてマシューの返答は…。そしてエレインの采配は吉と出るか…。
旦那様、今世は死んだら許しません【第22話】感想
ウォルトが帰ってこない…心配になりますよね。
でもエレインは領主であり騎士であるウォルトの妻。
夫の無事を祈り、恐怖に震えているだけではいけません。

そう考えると騎士の妻って大変だよね…。
自分も覚悟を持たなきゃいけないんだから。
エレインの覚醒??
今回はある意味でエレインの覚醒回になったような気がします。
前世での死を回避するために色々と動いていたエレインでしたが、今回のことで覚悟が決まったのではないでしょうか。
バーキット辺境伯の女主人として生きていく覚悟、騎士ウォルトの妻として生きていく覚悟。
そしてウォルトを死なせないための覚悟。

あの場を仕切っていたのはアーサーじゃなくて、エレインだったにゃ。
本来なら王太子と目されているアーサーが指示すべきことだったのだと思います。
でもウォルトを死なせないという強い意思はエレインに勝る人はありません。
だからこそ必死に考えて、視野を広く持てたのかなと思います。
そして「私のことは後回しにしなさい」という言葉。
臆病で、王女として気位もあって大事にされるのが当たり前だった姫の言葉ではありません。
きっとわが身よりウォルトのことが大事になったのでしょうね。
周りもびっくりしています。特に辺境領での行動を実際に目の当たりにしていないアーサーは、妹の変わりように驚いたのではないでしょうか。
もうひとつ気になるのがやはりデリックの言動ですね。
わざわざ「夫人としての役目」という言葉を使うところからも悪意を感じます。
役目だけでそんなこと言えないのに…。何かモヤモヤするというか、当て馬だけではおわらない感じがします。
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