マンガ「旦那様、今世は死んだら許しません」第30話のネタバレ感想です。
夜会から二日。エレインは明日の王都出立に向けて準備を進めていました。
しかしそんなエレインの行動とは裏腹に、ウォルトはエレインが住み慣れた王都を恋しく感じているのではないかと心配しているようで…。
その裏には夜会でのデリックとのやりとりも起因しているようです。
旦那様、今世は死んだら許しません【第30話】ネタバレあらすじ
第一王子アーサーは公務を精力的にこなしながら、リンデンの襲撃を思い出していました。
騎士戦での襲撃の理由は間違いなく、バーキット辺境伯の参戦。
しかしバーキット辺境伯のおかげで事なきを得たのも事実。

まだ王太子として指名されていない今、ちょっとした瑕疵が大きな痛手になりかねないもんね。
デリックの執着と闇
さらにアーサーにとって予想外だったのが、妹エレインの変貌ぶり。
ウォルトを怖がり、結婚を忌避していたと思えない堂々とした対応。そして非常時での臨機応変さ。
それはアーサーが知るエレインではありませんでした。
辺境伯の何がエレインを突き動かしたというのか…。
そしてエレインの行動は上に立つ者にとって必要な風格が漂っていました。
そこまで考え、アーサーはかぶりを振ります。
そして思い出すのはエレインに執着している幼馴染デリックのこと。
そのデリックはというと…。
旦那様、今世は死んだら許しません【第30話】感想
騎士戦でのエレインの機転はナイスフォローでした。
アーサーの言う通り、まさしく上に立つ者でしたね。
しかしそれがアーサーには引っかかている様子。

でもエレインはもう嫁いで王女じゃないわけだし、王位継承権もないよね。
そもそも女性には継承権って与えられるのかな?

リンデンのことで頭が痛いけど、王家の後継争いも何だか火種がありそうだにゃ。
もう一人の有力者であるエレインの弟はまだ登場していませんが、今後登場してくるのでしょうか。
デリックの執着が病的すぎる
それにしても…デリックが怖すぎます。
何あの執着心…。ストーカーの精神ってあんな感じなんですかね…。

エレインも厄介な人物に好かれたよね。
しかもデリックのヤバさにまだ正確にエレインたちがわかっていないっていうのも怖いよね。
アーサーはデリックの病的なまでのエレインへの執着は知っているのでしょうか?
それを知って妹を売ったのであればいやな奴すぎます!!
とはいえ、まだアーサーは登場回数も少ないので、今後エレインやウォルトにとってどんな立ち位置になっていくのかは未知数です。
王太子になるという権力欲は強そうですが、果たして次代の王はこの人なのか…。
何だか名君にはならない予感…。
それよりもデリックが気がかりです。
あれだけ真向からエレインから拒絶されているのに、エレインは王女の役目を果たしているだけ。
本当はウォルトからもバーキット領からも逃げたいと思っていると信じて疑わない妄信ぶりが怖すぎます。
しかも自分に婚約者ができないように、エレインの次に候補にあがった令嬢を殺していたとは…。しかも実の父まで。
もう本当に精神的におかしいのでしょう。元からそうだったのが、それともエレインとの婚約が叶わずおかしくなってしまったのか…。
前者な気がしますね。
ここまでのことをやらかしているのだから、だれか気づいてよ!とも思いますが、隠すことも上手なのだと思います。
今後のデリックの動き次第ではウォルトは窮地にたたされそうです。
何をしてくるのか…恐怖ですね。
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