マンガ「ある日、お姫さまになってしまった件について」第34話のネタバレ感想です。
アタナシアはジェニットとクロードの初対面を緊張した面持ちで見つめます。
雰囲気はまるで違いますが、その顔にはジェニットの母であり、クロードのかつての婚約者の面影があります。
そんなジェニットを見るクロードの目には何の感情も浮かんでいないように見えますが、ただ一言ぼそっと「そういうことか」とつぶやいて…。
ある日、お姫さまになってしまった件について【第34話】ネタバレあらすじ
デビュタントを無事終えたアタナシアは夜空をベランダで眺めていました。
そこにルーカスがやってきます。

相変わらず神出鬼没だにゃ。
変なものがついている
ルーカスはアタナシアを見るとすぐに何かに気づいた様子です。
「じゃあこれも他の人からつけられたのか?」
アタナシアには何のことかさっぱりわかりませんが、どうやら悪いものをつけて帰ってきたようで、ルーカスがコンと額をつつくと急に体が軽くなるのを感じました。
そのままベッドに誘導され、寝かしつけられたアタナシアはそのまま眠りにつき…。
そんなアタナシアをルーカスが見つめます。
「面白そうだからそばにいたけど…」
「魔力が溢れ出るのをほうっておいたらすぐに死ぬだろうな」
そう思いつつも魔力を整えるルーカスは…。
ある日、お姫さまになってしまった件について【第34話】感想
小説とは違い、無事デビュタントを終えたアタナシア。
ジェニットとクロードの出会いもありましたが、アタナシアにとっては忘れられない大切な思い出になったのではないでしょうか。
しかしその一方で何だか暗躍している人たちが…。

アルフィアス公爵の今後の動きは気になるよね。
あとあの黒髪の謎の男…。

どことなくクロードに似ている気がするにゃ。
だれにとって面白い状況?悪い状況?
ただしアルフィアス公爵の思惑はどうやらうまくいっていないようです。
たぶんジェニットをクロードの娘として認めさせたいのでしょう。
そしてジェニットの育ての親として政治的発言力を強めたいといったところでしょうか。
でもクロードの寵愛はアタナシアにのみ向かっています。

「あの子が二人にならない限り」だもんね。
とはいえ、ジェニットとクロードは出会ってしまいました。
こういう転生ものには物語りの強制力が働くことがあるので、ちょっと気がかりですよね。
アタナシアも内心では不安に感じている部分もあると思います。
さらにアタナシアの知らないところで怪しい動きまで…。あの黒髪の男性の目的は一体…?

アタナシアに悪いものをつけたのもきっとあいつだにゃ。
ルーカスに返されてケガしてますしね。
それにルーカスの言葉も気になりました。このまま放っておけばアタナシアが死ぬ…?
それだけアタナシアの魔力が強いということですよね。
小説のアタナシアはどうだったのでしょうか?今のアタナシアのように魔力が強いのであれば、ルーカスもいなかったアタナシアはクロードに処刑される前に死んでいたのでは、と思ったり。
やっぱり小説のアタナシアと今のアタナシアは別人ということなのでしょうか。
それとも人知れず苦しんでいた…?
そう考えると小説のアタナシアはかわいそうな人生だったんだなと思います。
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