マンガ「皇帝の子供を隠す方法」21話のネタバレ感想です。
ただの熱病だったアステルだが、周囲への影響を考え、今までの部屋で変わらずに療養することに。そして、翌朝ベリアンと薬草を採りに森に入り、そこで、部屋を探らさせた件でベリアンに借りをつくり、薬草採りを手伝わせる。その隙に、目薬の材料を探しに行くアステルだったが、そこでカイゼンに出くわす。
皇帝の子供を隠す方法【22話】ネタバレあらすじ
アステルを手伝いに来たカイゼン。アステルは昔の事を思い出す。
カイゼンは、森は危険だから、君を手伝いに来たと言う。
アステルは、カイゼンが居ては自由に薬草が探せなくなると、困惑するが、ベリアンのように薬草採りを任せて、気を逸らせる事にした。
薬草探しに苦戦するカイゼンは、アステルの薬草の知識に感心し、正式に勉強すればもっと実力を発揮できた、君は昔から何でも卒なくこなすと話す。
そのような事はと謙遜しながら、カイゼンを振り返ったアステルは、ふと、森の中での昔の記憶を思い出すのだった。
それはカイゼンが18歳の誕生日だった。
カイゼンの狩りに同行していてアステルは、狩場の主から、森の中央にある池に恋を叶えてくれる妖精が棲んでいるという伝説を聞く。
ばかげていると興味を失くすカイゼンに対し、アステルは興味津々で、その話を聞くのだった。
そして、アステルと離れ、狩りをしていたカイゼンは、凍った池に気づかず、落ちてしまう。
それをアステルが見つけ、急いで引っ張り上げるが、今度はアステルが池の中に落ちてしまうのだった。
皇帝の子供を隠す方法【22話】感想
アステルの事が心配なカイゼン!森の中で過去の記憶が蘇る。
カイゼンはもっともらしい理由を述べていますが、ようするに、アステルが心配だったのでしょう。
素直にアステルの事が心配だからと言えないと事がまた、可愛らしいですが。
まあ、でも体調は悪くないとは言え、病気なのに森に行くって言ったらそりゃ普通心配です。

薬草師から薬草をわけてもらうとか言ってましたけど、がっつり肉体労働してますから!普通ははしない…。
ところで、ベリアンは意外と薬草を見極めるセンスがあった様で、一つも採れていない主君(カイゼン)の前に、大量の薬草を持ってきます!

ベリアン!なんとタイミング悪いにゃ!…なんだか哀れな星の元にいそうな予感だにゃ…。
二人が、森で薬草を探すなんて、きっと婚約者同士の時にはありえなかった事でしょう。
見当違いの薬草ばっかり持ってきてしまうカイゼンとアステルのやり取りが、ほのぼのしていて、案外穏やかな時間が流れているのではないかな?と思ってしまいます。
アステルは、ずっとカイゼンにテオールの事を悟られない様に、カイゼンとの会話も常に警戒しながら話していた様なので、こんな何気ない世間話は、再会してから初めてでは??と思ってしまいます。
そんな森での時間で、アステルはふと過去の森での事を思い出したようですが、なんだか、今とは違って大変な事があった様で!

真冬の池に落ちるとか…今とのギャップが凄いです。
しかも、アステルは全身でカイゼンが好き!って感じで、妖精の話も嬉しそうに聞いているのに対して…カイゼンの冷めた反応…。

アステルはそれでもカイゼンが好きだったみたいだけど、自分だったら、心折れるにゃ~。
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