マンガ「ある日、お姫さまになってしまった件について」第51話のネタバレ感想です。
笑わせるな。
微笑むダイアナの幻影にクロードは独白します。
ダイアナは最後まで自分が命がけで産む子供を愛してほしいと願っていました。
しかしそんなことよりもダイアナに生きてほしかったクロード。幻影は悲しそうに笑むと消えてしまいます。
…クロードは眠れない日が続き、そのまま自身の誕生日の宴に参加して…。
ある日、お姫さまになってしまった件について【第51話】ネタバレあらすじ
皇帝直属騎士団によってクロードの誕生日の宴に突如連れ出されたアタナシア。
戸惑うアタナシアに騎士は気まずげに膝をつくように言って…。

アタナシアのことを思い出したわけじゃないみたいだね。
何かイヤな予感…。
お前は俺の娘じゃない
貴族たちの前で膝をおらされたアタナシア。
寵愛していた姫に対しての態度とは180度違う様子に周りの貴族たちも困惑しています。
「あの小娘は俺の娘でも姫でもない」
「あそこで跪いているのはただの罪人だ」
「あの小娘を今すぐ俺の目の前から消し去れ」
クロードの一言で騎士たちがアタナシアの腕をつかんで、無理矢理立たせようとします。

今までと状況が全く違うにゃ。
クロードの態度ひとつでアタナシアへの対応が変わってしまうんだにゃ。
アタナシアは「離して!」叫んで…。
ある日、お姫さまになってしまった件について【第51話】感想
きっとアタナシアにとってクロードの誕生日の宴のこの日が、アタナシア人生史上最悪の日だったのではないでしょうか。
クロードに忘れられたことを知った瞬間も、もちろんガラガラと世界が崩れるように感じたことだと思います。
でもどこか現実味がなかったのではないかなと思ったり。

今回はその現実を突きつけられた形だにゃ。

わざと貴族の前で恥をかかせたよね。
わが身が可愛い貴族たちはアタナシアを助けたりしないだろうし…。
自分の足で出ていく!
しかし今のアタナシアは小説のアタナシアではありません。
これが小説のアタナシアだったら、へたり込んで立つこともできなかったのではないかなと思いました。
今のアタナシアは全然大丈夫じゃなくても、自分の意地とプライドで自力で立ち、祝辞を述べて退出します。

頑張ったね、アタナシア!
かっこよかったよ~!!

貴族たちの中にイゼキエルが見えたにゃ。
困惑した顔をしているにゃ。
思わず今すぐアタナシアを助けてあげて!と思いましたが、イゼキエルは困惑するばかりでしたね。
やはり貴族…あそこで飛び出すことはできなかったのでしょう。
ルーカスは貴族社会なんて知ったことじゃないスタンスなので、すぐさま飛び出してブチ切れてそうです。
それはそれで大変なことになったでしょうし、イゼキエルが飛び出しても瞬殺で終わってしまいそうですね。
でも追いかけてきたイゼキエル、えらい!!
周りの貴族たちはしらけた目で見ていたのではないでしょうか。
それでもアタナシアはきっと救われた気持ちになると思います。
…今はたぶんそれどころじゃないといった気持ちかもしれませんが。
意外とプライドも高そうなので、弱ったところを見られたくないという気持ちもありそうですね。
でもきっと振り返ってらあのとき駆けつけてくれたイゼキエルに感謝するのではないかなと思います。
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