マンガ「ある日、お姫さまになってしまった件について」第88話のネタバレ感想です。
元老会において基本皇親派だったはずのアルフィアス公爵からクロードの黒魔法使用の噂と体調不良について言及されたアタナシア。
当然アタナシアは認めるわけにはいきません。
うまくかわそうとするアタナシアをよそに、アルフィアス公爵の後ろに控えていた人物が、急にフードをとって話しかけてきて…。
ある日、お姫さまになってしまった件について【第88話】ネタバレあらすじ
アルフィアス公爵邸で見た人物…それは何とクロードによって廃されたクロードの実の兄アナスタシウス先皇帝でした。
死んだと目されていた人物の登場に、アタナシアだけでなくフィリックスや元老会の委員たちも動揺を隠せません。

クロードだけじゃなくルーカスもアタナシアの側にいないのに…。
大変なことになっちゃったよー!!
先帝の帰還
混乱が渦巻く中、今1番身分の高いのはアタナシアです。
アタナシアもそのことを自覚しているからこそ、この場を収集しようと努めます。
そんなアタナシアの努力のかいなく、先帝は次から次へと爆弾発言を貴族たちの前で投下して…。
「一国の皇帝が禁じられた黒魔法に手を染めそれにより呪われたという事実」
「アタナシア姫は現皇帝の黒魔法を使って生み出した存在ではないか」
ジェニットを思うがゆえにアタナシアは言葉を封じられてしまい…。
ある日、お姫さまになってしまった件について【第88話】感想
アルフィアス公爵邸に滞在していた「紳士様」の正体がとうとう明かされましたね。
そしてアタナシアもあの「紳士様」がだれなのか知ることになりました。
それにしても…自分のことを棚にあげてよく言うな!の一言でした苦笑。
全部自分のことを告発しているようでしたね。

黒魔法で生み出したってまんまジェニットのことだもんね。
先帝による口撃
一方でアタナシアはよく対応していたなと思いました。
怒りで痛くない腹をつつかれてしまうような発言をしてもおかしくなかったと思います。
もしくは恐怖で隠れているか…。
そのどちらもせずうまく渡り合っていてすごいなというの感想です。
周りぴーちくぱーちく好き勝手に言っている貴族たちは気に食わなかったですが苦笑。
もちろん先帝やアルフィアス公爵がそれが狙いなのでしょうが。
貴族たちにクロードやアタナシアへ疑いの目を向けさせること。
いくら皇帝とはいえ、貴族の支持がないと政治をおこなうことはできません。

それも肝心の皇帝(クロード)は意識不明だにゃ。
公爵家であるロジャー・アルフィアスが先帝についたのも大きいですよね。
今後、このことがアタナシアの苦境をさらに加速させる気しかしません。
そしてイゼキエルはこのことを知っているのでしょうか?
イゼキエルはアタナシアのことが好きなのに。
絶対こんな状況望んでいないはず。
やっぱり貴族である以上、家門の長には逆らえないということでしょうか。
今後どうなってしまうのでしょうか…。
アタナシアもイゼキエルも、ジェニットもいい子なので全員幸せになってほしいですが、現状ではみんなが大団円でハッピーエンドは見えなくなってしまいましたね。
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