マンガ「ある日、お姫さまになってしまった件について」【第99話】のネタバレ感想です。
世界樹でクロードを目覚めさせることができるかもしれない可能性に気が付いたアタナシアとルーカス。ですが、それはアタナシアの命を危険にさらす行為で…。
ルーカスは当然反対しますが、アタナシアはとうに心を決めていて…。
ある日、お姫さまになってしまった件について【第99話】ネタバレあらすじ
ルーカスは儀式を行うための空間を作ると、そこにクロードを寝かせます。
そして世界樹をアタナシアの差し出します。
「これをお前に渡すのが正しいのかいまだにわからないな」
私の名はアタナシア・ディ・エルジェア・オベリア
ルーカスはアタナシアが聞き飽きたというほど何百回と世界樹との接触についての注意事項を繰り返します。
世界樹に直接接触するということはアタナシアの意識を世界の本質に投げ入れる行為。
この世界のあらゆることがすべて強制的に頭の中に流れこみ、いつしか自分がなにものかも忘れてしまうと言います。
そしてそうなったらもう二度と体に戻ってくることはないとのこと。

思っていた以上に危険なことを今からアタナシアはしようとしてるんだね。
実際世界樹に接触したアタナシアの頭の中には、世界のあらゆることが濁流のように押し寄せてきます。
その中、自分を忘れまいと名を繰り返すアタナシアでしたが…。
ある日、お姫さまになってしまった件について【第99話】感想
ついにアタナシアがクロードを目覚めさせるために世界樹に接触しました。
ただ個人的に好きなシーンはその前、フィリックスがクロードを抱きかかえて空間に運ぼうとしたこと笑。

実現していたらなかなかの絵ずらだったにゃ。
見たかったなあ。ボーイズラブ!(違う)笑。
世界樹に接触したアタナシアは…?
しかしそれだけフィリックスの忠誠心が厚いことの現れでもあります。
クロードは正当な手順を踏んで皇帝になったわけではなく、何事もなければ皇帝にならず一生を終えたはずです。
つまり政治的立場からしたらフィリックスにとって旨味は皇帝に仕えるよりなかったはず。
クロードの乳母が実母とはいえ、陰に日向に信じて付き従ってきたと考えると忠義の人ですよね。
とはいえ、本当にフィリックスに抱きかかえられていたら、クロードに目が覚めたあとめちゃくちゃ怒っただろうなあとも思います笑。
今から命をかける!という緊張感のあるシーンなはずなのにシュールで少しクスッとしてしまいました。

フィリックスらしくもあったよね。
そして世界樹に接触したアタナシアは、ルーカスの言った通り世界のあらゆることに触れて翻弄されています。
それでもしっかり自分の名前を忘れず唱えていたアタナシア。
しかしそれもそう持たないのでは…と心配になったところ引き上げる手が!?
もしやクロードとも思いましたが女性のようです。
しかもこの後ろ姿は…。
何だか協力な助っ人が登場しそうな予感です笑。
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