マンガ「皇帝の子供を隠す方法」113話のネタバレ感想です。
次々に処分が下され、クロイツェン侯爵は極刑、フローリンは流罪となった。マリアンは妹の命を助けてくれたアステルにお礼を言うが、アステルは苦しみぬいてほしいと思い流罪にしたのだった。また、許しを請うベリアンにも冷たくあしらい、厳しい態度をとる。一方、レストン公爵は処刑日前夜にエクレン伯爵にさらわれてしまうのだった。
皇帝の子供を隠す方法【113話】ネタバレあらすじ
エクレン伯爵の剣がレストン公爵に!そしてアステルは都を後にする
死刑前夜にレストン公爵を連れ出したのはエクレン伯爵だった。
エクレン伯爵は、公爵に真実を告げ、我が子を信じられない伯爵を「初めて気の毒に思う」と言って、容赦なく剣を下すのであった。
カイゼンの計らいで、公には規定通り刑が執行されたこととなった。
反逆の件は全て片付いたものの、父親であるレストン公爵が関わっていたアステルは、都を離れ、新設される薬剤所に行くことにした。
アステルは泣きじゃくるテオールに早く帰ってくると約束して、都を後にする。
時がたち、薬剤所の温室にアステルがいると、約束通り、カイゼンとテオール、そして愛犬のブリンがアステルを迎えに来る。
アステルは、これから先どんなに険しい道になろうと怖くない、なぜなら私たちの間にもう隠し事はないからと思うのだった。
皇帝の子供を隠す方法【113話】感想
今復讐の時!エクレン伯爵の思いがレストン公爵を刺す!
さんざん、人をいたぶって来たレストン公爵でしたが、最後はエクレン伯爵によって無残な最期を遂げた様です。
もう、これは自業自得です!
エクレン伯爵も言っていたように「自分の子どもも信じることができない」親はアウトです!
二人とも母親に似て、優しい心を持って育ってくれて良かったです。

アステルの情勢を読む力や情に流されないところは、若干レストン公爵の才を引き継いだ気もします…。もちろん、犯罪はおかしませんよ!
エクレン伯爵がレストン公爵に復讐しなかったのは、ジャクリーンの子供達の父親だからだったようです。
どんなにレストン公爵が、ろくでなしでも子どもたちにとっては父親なので、むやみに奪うことはできないと思ったのでしょう。エクレン伯爵が、いかにジャクリーンを愛していたかがわかります!ジャクリーンが亡くなってからずっと、アステル達の事を陰で見守っていたのかも知れません。
また、ジャクリーンもエクレン伯爵に日記を託したという事は、やっぱり彼女にとっても心から信頼のおける人はエクレン伯爵だったのかもしれません。

まさに純愛だにゃ~!
しかしながら、親子して実らぬ恋をしてしまうとは…似た者親子です。(正確には、エクレン伯爵は一度は実ってます…結ばれないですが)

個人的にはセルヴェル、エクレン押しですけどね!この二人には幸せになって欲しいです。
一方、アステルは都を離れ、薬剤所に行きます。
テオール達とはしばしのお別れになってしまいますが、お互い以前とはまったく違います!
気持ちが通じ合っているので、離れていても怖くないと強い気持ちで頑張れているようです。

元々、薬剤所の整備は自らしたいと思ってたアステルにとっては悪い話でもなさそうです!
ところで、都を離れる時もフリッツとグレーテルは一緒にいたのですが、すっかり良い仲なのでしょうかね??
お似合いのほのぼのカップルなので、是非幸せになって欲しい二人です!
そして、以前は果たせなかった約束通り、カイゼンとテオール(そしてブリン)がアステルを迎えに行くシーンはとでも素敵でした!
遠回りしましたが、やっと家族が一緒に幸せになれたのだと感じる回でした。
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