マンガ「ある日、お姫さまになってしまった件について」第83話のネタバレ感想です。
ジェニットは最近疎外感を感じていました。
同じ邸に住んではいますが、イゼキエルやアルフィアス公爵からは距離をとられているように感じます。
そしてアタナシアとクロードも…。親娘であるふたりの間にジェニットは入ることができなくて…。
ある日、お姫さまになってしまった件について【第83話】ネタバレあらすじ
ジェニットは今日も紳士様に相談にのってもらっています。
話している内容はクロードがアタナシアをかばってヤケドを負ってしまったときのこと。
そんなジェニットに紳士様は「寂しかったですね」と優しく寄り添って…。

家族に縁がなかったジェニットだからこそ、家族を欲しいという思いは人一倍だよね。
先帝の次なる罠
紳士様はアタナシアに「家族であることを話すつもりはないか」と尋ねます。
しかしジェニットは以前自分たちが姉妹だったらという話をアタナシアにしたときのアタナシアの反応が気になっていました。

アタナシアは何も答えられなかったね。
ジェニットはアタナシアが戸惑っていること、自分を友人以上には考えていないのではないかと推察しますが、紳士様は違います。
アタナシアはすでにジェニットの出自について知っていて、だからこそ牽制しているのだと。
そして紳士様はジェニットを利用して次の手を打って…。
ある日、お姫さまになってしまった件について【第83話】感想
ジェニットの寂しさも理解できます。
でもアタナシアもそんなに余裕ないよ、と言ってあげたい。
さらに言えば、ジェニットの母の裏切りをクロードは知っています。
自分ならジェニットのように純粋に家族だからと憧れるより、知られてから母親の分まで恨みつらみをぶつけられるかも、と思うかもなあと思いました。
ジェニットはそこまで知らないのかもしれませんが、自分だけ隠されて育っていることには理由があるはずとは思うのではないでしょうか。

そこがジェニットの純粋さと幼さだにゃ。
血は水より濃いけど、だからといって急に家族になれるわけではないのににゃ。
ジェニットを利用するな!!
そして今回、先帝がまだ余計なことをやってくれましたね。しかもジェニットを利用して!
ジェニットがそのことを知ったら悲しむことがわかっているだろうに、大人たちの都合で子供を利用しないでほしいです、本当に。
しかも手口は以前と同じ。二番煎じもいいところだぞ!!
絶対ルーカスに気づかれることでしょう!
というか気づいて、先帝をコテンパンにしてほしい苦笑。

でも先帝にはふたつの人格があるよね…?たぶん。

どっちもひねくれた性格はしているにゃ。でも命令しているヤツのほうがやばそうだにゃ。
ジェニットを利用したのもおそらく命令しているほうですよね…。
でもひねくれ具合は一緒なので、両方の意思…?
先帝の内面がややこしすぎます。今後明かされていくのでしょうが、ルーカスとも関わりがありそうな別人格の正体も気になります。
何よりクロードの体調も…。
クロードがいなくなってしまったらアタナシアはどうなってしまうのでしょうか?
気持ち的な面でも立場的な面でも…。
どうか無事であってほしい…!!
次回以降に持ち越しですね。
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