マンガ「ある継母のメルヘン」97話のネタバレ感想です。
ある継母のメルヘン【97話】ネタバレあらすじ
倒れたヨハネスが目を覚ましました。
ヨハネスに優しく笑って話しかけるシュリーに、ヨハネスは驚きました。
シュリーは、以前書いていたヨハネスに宛てた手紙を読み上げます。
ヨハネスは、「なぜ…」と、シュリーに対して暴力を振るったのに、なぜ優しくできるのかを問います。
シュリーは「あなたが私に優しくしてくださるから…」と辛かった気持ちに蓋をして答えました。
ヨハネスは、どうか私を恨んでくださいと、後悔したような表情をするのでした。
場面が変わり、話は現在に戻ります。
エリアスが通う賭博場では、剣術大会で誰が優勝するかの賭けで盛り上がっていました。
エリアスもレトゥラン皇子も、それぞれの仲間たちと誰が優勝するか予想しています。
そして、ついに賭博場にジェレミーがエリアスを探しにやってくるのでした。
ある継母のメルヘン【97話】感想
ヨハネスから受けた暴力の記憶や怖かった自分の感情をシュリーは小さな箱に閉じ込めて、目を覚ましたヨハネスにシュリーは優しく対応します。
何事もなかったかのように振る舞って、「あなたが私に優しくしてくれるから」って言うシュリーの笑顔が痛々しくて、読んでいて本当に胸が張り裂けそうでした…。
15歳の少女が、「こんな人が父親だったらいいな」と思う大人の男の人に嫉妬?で暴力を振るわれるなんて、想像できないくらいの恐怖を感じたと思います。
それでもヨハネスの死後、ヨハネスの意思を継いでノイヴァンシュタイン家を守り、ジェレミー達兄弟を立派に育てたシュリーがすごすぎるのニャ…!
今のジェレミー達兄弟はシュリーのことを母親と認めていますが、シュリーの回帰前の兄弟達は、最後までシュリーに対して酷い対応をしています。
今回の過去のお話しを読んで、シュリーがどれだけ努力してきたのかがより一層わかりました。
シュリーはノイヴァンシュタイン家しか居場所がないと思っていたのかもしれないけれど、いろんな辛い気持ちに今回のように蓋をしてシュリーは踏ん張ってきたんだなあと思うと泣けてきます…。
辛い気持ちに蓋をして精一杯ノイヴァンシュタイン家を守って、継母としてしっかりと向き合ってくれるシュリーなのに、エリアスは賭博場なんかに通ってシュリーに心配をかけるなんて!!!
賭博場にのりこんだジェレミーが「うちのバカが」と言っていますが、シュリーのことを考えられずに心配ばかりかけるエリアスは本当にバカですね(怒)!!!!
最後に、変装のつもりなのでしょうか?
賭博場に乗り込んだジェレミーが眼鏡をかけていました!
ジェレミーは見た目だけはインテリなので、眼鏡が似合っててかっこよかったです!w
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