マンガ「ある継母のメルヘン」133話のネタバレ感想です。
ある継母のメルヘン【133話】ネタバレあらすじ
シュリーは教会を訪れ、シリシュリュー卿と2人で懺悔室で話しをします。
シュリーは、リシュリュー卿がわざとシュリーに神聖裁判についてのヒントを出し、リシュリュー卿に問題を解決するための知恵を請いにくるように仕向けたのだろうと指摘します。
リシュリュー卿は、シュリーに家門の名誉を守る方法について助言できると伝えましたが、その内容は教会に大人しく従えというものでした。
シュリーは、リシュリュー卿の傲慢さに怒りを覚えます。
リシュリュー卿が知りたがっていた「2度目の人生を経験したことがあるか」の問いに答えると、話しを切り上げ帰ろうとします。
リシュリュー卿はそんなシュリーを追いかけるように懺悔室を出ると、「私たちが必ずしも敵になる必要はありません」と言うのでした。
シュリーが屋敷に帰宅すると、教会の人がノイヴァンシュタイン家にやってきて、「聖なる裁判を受けたまえ!」と告げるのでした。
ある継母のメルヘン【133話】感想
リシュリューの助言をシュリーが受け入れなかったため、恐れていた神聖裁判が開かれてしまうようですね…。
シュリー達ノイヴァンシュタイン家は、神聖裁判に対抗する準備が全然できていないので、シュリー達にとってかなりしんどい展開になりそうです。
今回、シュリーとリシュリューの対話が話しのメインでしたが、リシュリューの言動に違和感を覚えました。
リシュリューは、シュリーをはじめとするノイヴァンシュタイン家を陥れようとしています。
皇太子やその他の人に対するリシュリューの冷徹さからすると、シュリーに対する対応がかなり甘いような…?
自分(教会)に大人しく従えというような趣旨のことをシュリーに伝えていて、これでも充分ひどいなとは思うのですが、たとえばシュリーじゃなければ、助言だなんだと言わずに、徹底的に潰す行動をとるような気がしました。
「私たちが必ずしも敵になる必要はありません」とリシュリューはシュリーに言いましたが、この言葉がリシュリューらしくない…。
リシュリューは2度目の人生を送っている自分を特別な存在だと思っています。同じように2度目の人生を送っていたシュリーに対して仲間意識でも芽生えたのでしょうか?
仲間意識が芽生えているなら、ノイヴァンシュタイン家を陥れるような真似をする必要があるのかニャ…?
リシュリューは国を乗っ取りたいのかな、と思っていましたが、今回、なんだか対応が甘い気がするので、何か別の目的があるのかもしれません。
帰ろうとするシュリーをき留めるような行動をしたリシュリューの表情が、なんだか寂しそうに見えたので、出世したいとか国を支配したいとかではなく、シュリー自身が目的なのかも?と感じました。
ライバルと戦いたい的な感じ…?
コメント