マンガ「ある継母のメルヘン」128話のネタバレ感想です。
ある継母のメルヘン【128話】ネタバレあらすじ
ジェレミーからシュリーの夢遊病の原因について心当たりを聞かされたノラは、自分が父親から日常的に殴られていた数年前の話を語ります。
あらゆる苦心の果てにノラがたどり着いた結論は、母親は息子の無事より、権威を守ろうとしたのではないかということでした。
そして、ジェレミーにシュリーは自分の傷を告白することより、ヨハネスの体面を守ろうとしたのではないか、と伝えます。
ジェレミーはノラの話を聞いて、ノラの言っていることが合っていると感じましたが、さらに自分が何をするべきか分からなくなってしまいました。
ノラは、そんなジェレミーに「時間をおけ」とアドバイスします。「お前はお前なりの方法をきっとみつけられると思う」
ジェレミーはノラのアドバイスを受け入れ、シュリーを理解するための自分なりの道をゆっくり歩んでいくことに決めたのでした。
ある継母のメルヘン【128話】感想
今回のお話はノラとジェレミーの友情回でした!
ノラとジェレミーは、初対面の印象の悪さから喧嘩する描写が多いですが、本当は2人ともお互いを認め合っているということが改めてよくわかるお話しでした!
2人とも大人に近づいて丸くなってきたニャ!
前回、シュリーがヨハネスから何か酷いことをされた可能性をジェレミーから聞いたノラが、詳しいことを聞かずにアドバイスに徹していたのが印象的でした。
シュリーが事実を誤魔化したことについて、ヨハネスの体面を守ろうとしたのではないか?とノラはジェレミーに伝えました。
もちろんノラの推測も合っていると思いますが、シュリーはジェレミーの父親を尊敬する気持ちを守ろうという思いが強かったように見受けられました。
ジェレミーはシュリーを守りたいと思っているのに、シュリーは逆にジェレミーを守ろうとして事実を話してくれないとはっきり分かってしまうと、ジェレミーはやさぐれてしまうと思いますw
だからノラはあえてそのことには触れずに、ヨハネスの体面を守ろうとしたということだけをジェレミーに伝えたのかなと感じました。
さすが気遣いのできる男、ノラだニャ!!
シュリーのジェレミーを傷つけたくないと思って誤魔化したことを台無しにしないようにしつつ、ジェレミーの気持ちにも寄り添った素晴らしい対応です!
ジェレミーはノラの素晴らしい細やかな対応で、解決への道筋が見えて少しスッキリしたようでした。
剣術大会以降、ジェレミーのストレスははんぱなかったので、今回でジェレミーのストレスが減ってよかったです!
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