単色でつくる作品は色がはっきりしているので、リアルな作品をつくるのには向きません。
リアルを求めると、中間色は必ず必要になってきます。
でも、
「この色とこの色の中間色がほしいなぁ…」
と思ったとき、たいてい手芸屋さんには置いてないんですよね…( ;∀;)
そんなときの解決方法!
お手軽に欲しい羊毛の色をつくる方法をおしえます!
Contents
羊毛でほしい色をつくる!羊毛の混ぜ方
①羊毛を混ぜる~手で行う場合~
中間色をつくるときには、作りたい色の前後の色を用意します。
たとえば、ピンク色をつくりたい場合には、赤色と白色の羊毛を用意するといった具合です。
2色で作りたい色が作れない場合には、都度色の羊毛を足してください。

このとき、羊毛は多めに用意すると良いです。
必要になったときに都度色を混ぜると、同じ色はなかなかできません。
同じ色をたくさん作っておくと、そのたびに作る手間が省けますし、すぐに使えるので便利ですよ!
次に、羊毛の向きをそろえて持ちます。

片方の手でしっかり羊毛を持ち、もう片方の手で羊毛を手前へ引っ張ります。トランプをシャッフルするように切るのに似ていますね。

それを繰り返します。
何度も何度も繰り返すうちに、複数の羊毛が混じりあっていきますよヾ(*´∀`*)ノ

②羊毛を混ぜる~道具を使う場合~
実は、羊毛を混ぜる専用のブラシもあります。
大量の羊毛を早く、均一に混ぜることができます。
ですがちょっと値段が高いので、購入はちょっと考えちゃいます(;´∀`)
そこで、別の道具で代用している方を発見しました!
たとえば、羊毛フェルト猫作家のHinali (@hinalifelt) さんは、スリッカーを2本使って混ぜるそうです。
↓スリッカーはペットにつかうブラシのことです。
専用の道具と同様に、手で混ぜるよりも早く混ぜることができます。
また、手で混ぜると混ざり方に多少のムラがどうしてもでてしまいますが、スリッカーを使うとかなり均一に混ぜることができるようです。
羊毛を混ぜるとおこる2つの良いこと
①リアルな作品に近づけることができる
冒頭でもいいましたが、羊毛を混ぜて「中間色」をつくることで、よりリアルな作品をつくることができます。
②作品の雰囲気が変わって個性を出すことができる
同じものをつくったとしても、羊毛の混ぜ方によって印象を変えることができます。
こちらも羊毛の混ぜ方によるものです。
羊毛をゆるく混ぜると、混ざり方のムラがマーブル模様のようになります。
同じ混ぜ方は二度とできないので、本物の「世界にひとつだけの」作品をつくることができますね!